2013年05月15日 |
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訪問看護や訪問リハビリを行なっている限り、利用者の急変といった状態に 遭遇する可能性はゼロではありません。 もちろん、意識がなくなっていたり、大量の出血が出ているなどといった場合には、 迷いもなく救急車を呼びます。 しかし、意識はあるけれど、とても苦しそう、高熱が出ている、発汗がすごい、 ブルブル震えているなどという場合には、救急車を呼ぶべきかどうか迷うことがあります。
意識状態、血圧や脈拍、血中酸素濃度などのバイタルサインを確認することの大切さは、 職業柄身についているのですが、それらに問題がない場合でもどうしようかと焦る場面、 今はなくてもきっとあると思っています。
そんな時に指針となるのが、総務省消防庁のウェブサイト上に掲載されている
「救急車利用マニュアル」 です。
平成20年のデータですが、救急車で運ばれた人の数は約470万件で、その半分の約240万件が軽症の人だったとのこです。 総務省消防庁の方でも、救急車の適正利用を訴えております。
「救急車利用マニュアル」 では、
どのような時にはすぐ救急車を呼ぶべきか、 救急車の呼び方から、 呼んだ時にはどんなものを用意しておくべきか、 救急車が来たらどんなことを伝えるか、
などがわかりやすく書かれています。 参考にしてみて下さい。
イーリハ東大阪訪問看護ステーション |