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2013年08月20日 訪問看護
根拠を示す

 

「胃がん検診、内視鏡推奨せず 厚労省」

このニュースが見にとまったので、見てみました。

更に突っ込んだ、詳しいことまでは、調べていないので、もしかしたら検討違いの考えかもしれませんが。

 

 

厚労省は、胃がんの検診で、増えてきている内視鏡での検査を推奨せず、

これまで通りのバリウムを飲んでのX線検査を公費検診で推奨するとのことでした。

その根拠となるのが、2005年以降の医学論文を評価して、

”内視鏡検査により胃がん死亡が減少する効果が示唆されたが、

論文の対象人数が少ないなどとして、05年の指針と同様、科学的根拠が不十分と判断”したからというものでした。

 

 

医療費、介護費は減ることなく増え続けていくということは、明らかです。

そして、その財源を適切につかうために、厚労省もこのように評価しています。

一方で、医師も費用に見合った成果を上げているということを示すよう、論文を書いています。

今回はニュース記事のような判断になったものの、

同じように医療・介護費用を受け取る私たちは、もらうに相応しい根拠を示しているか?ということです。

 

 

 

正直、数においても質においてもまったく話にならないと思います。

このニュース記事を読んで、思ったことです。

 


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