2013年11月13日 |
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悲惨な踏切事故があり、先日はこのような内容を書きました。
そして、今回はその2として書いてみたいと思います。
横断歩道の青信号がどれくらいの時間かご存知でしょうか? 私自身、これまでそんなことを気にしたことがありませんでした。 こちらのウェブサイトを参考にさせていただくと、
”1秒に1mの速さで歩いた場合に渡りきれる時間が歩行者青信号の最低秒数”となっているとのことです。 単純に考えると、10mの横断歩道ならば、最低10秒は青信号ということです。
さらに、青信号の点滅時間についてもこのように書かれています。 ”道路交通法によると、青点滅は 速やかに、その横断を終わるか、又は横断をやめて引き返さなければないこと。」 となっています。 従って、青の点滅秒数は、横断歩道の半分しか取っていません。 これにより、渡り始めてすぐに点滅になった場合、引き返さずにそのまま進むと、途中で赤になってしまうのです。 ”
さて、1m/秒 ということは、 60m/分 であり、3.6km/時 ということになります。 人の歩く早さがだいたい、4~5km/時 のようなので、計算上は問題ないことになります。 (ただこれまで、横断歩道の途中で引き返している人を見たことがありませんし、私自身もしたことがありません・・・)
これらのことを考えると、屋外歩行が自立というには、ある程度の歩行スピードが必要となるということです。
さらに、今回はもうひとつのデータをお借りしました。 とある研修会に参加したときの資料に掲載されていたものですが、 通常の歩行と、脳卒中患者の歩行で、その速度と歩行時に消費されるエネルギー(ここでは酸素摂取量として掲載)を 調べたものです。(こちらがサマリー 英語ですが・・・)
成人は20~59歳、高齢者とは60~80歳です。 成人でも高齢者でも、歩行時に消費するエネルギー(酸素摂取量)はそれほど変わらないみたいです。 しかし、脳卒中患者となると、およそ2倍近くになるようです。 しかも速度は、他の半分以下となっていますし、1m/秒 を下回っています。
そして、この歩行時に消費するエネルギー(酸素摂取量)が通常の2倍近くになるというのは、どれくらいのものかというと、
私たちが膝を45°曲げて固定した状態で歩くよりも、さらに大きなエネルギーを消費するようです。
かなり大変であるということは、データが外国のものだということをふまえてみても想像できます。
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